こんにちは、ドラックストアで元美容部員として働いてコスメ好きなSakpirka(サクピリカ)です。
飲む日焼け止めのサプリメントが気になる。
でも飲む日焼け止めのサプリメントって本当に効くんだろうか?
雑誌やブログや薬局とかでも最近は見るし、
もし効果があるんだったら飲み始めたい。
日焼けには気を使っているので、日に焼けるリスクが減るんだったら嬉しい。
もしサプリを飲んだとしても不安だから日焼け止めは塗ると思うけど、よく忘れる首の後ろとか塗りにくい背中とかにベタベタ塗らなくていいんだったらいいかもしれない!
とても気になったので、、、
「飲む日焼け止めって効果があるのか?」
と
「もし飲むとしたらいくらなのか?」
を調べてみました。
効果と価格を考えて、
結論:私は飲む日焼け止めを飲まないことにしました。
過大広告のミスリードによって飲む日焼け止めのサプリメントについて、私は盛大な勘違いをしていました。
塗る日焼け止めはもういらない?飲むだけでいい?
どのくらい日焼けを防いでくれる効果があるのか知りたい!ということで調べてみました。
飲む日焼け止めの有効成分はなんなんだろう?
フェーンブロック(Polypodium Leucotomos)
中米原産のシダ植物のポリポディウムロイコトモスの抽出物
PLエキスとも言われる
ニュートロックサン
シトラス果実とローズマリーの抽出物を特定の配合で混ぜ合わせたもの
いろいろなWebサイトを見ても、日焼けを防ぐ仕組みがはっきりわからなかったのですが、以下の2つの記事に辿り着きました!
参照:
【飲む日焼け止め】は実質的に効果なし!?衝撃的な実測SPFと広告上の問題点について
塗るタイプの日焼け止めは、SPF(UV-Bを防ぐ)やPA(UV-Aを防ぐ)の指標があるけど、飲む日焼け止めはどうなんだろう?
先ほどの記事の皮膚科の先生がとてもわかりやすい説明で、有効成分のフェーンブロックとニュートロックサンを検証してSPFに換算してくれていました。
その結果、、、
3ヶ月飲んでもSPFに換算すると2以下???
いつも使う日焼け止めがSPF30-50なので、SPF2だと塗る日焼け止めの代わりにはならないということ?
記事の中にアメリカのFDA(U.S. Food&Drug Administration)からの警告と書いてあったので調べてみました。
本当だ!
確かに飲む日焼け止めは、塗る日焼け止めの代わりにならないと断言されていました。(2018年5月の記事です。)
誇大広告している会社にWebサイトや商品のラベルを直すように警告していました。
Webサイトやブログで見た
「日焼け止めを塗り忘れても飲む日焼け止めを飲んでいると肌ムラにならない」
「塗りにくい背中にもおすすめ」
「絶対焼かない」
「日焼け止めは塗る時代から飲む時代」
「塗り直しがいらないから日焼け止めを持ち歩かなくていい」
うっかり勘違いしていました。
飲む日焼け止めというから、てっきりUV-B波から肌を守って、肌の表面を焼かない効果があるのかと思っていました。
SPF2はあるから全く効果がないというわけではないですが、日焼け止めがいらないというには難しいレベルです。
じゃあ、飲む日焼け止めの効果ってなんだろう?
抗酸化作用
活性酸素の除去やシミのもとメラニンの活性化を抑える
抗炎症作用
日焼けによる肌の炎症を抑える
飲む日焼け止めを飲む場合は、UV-A波の日焼けによる肌ダメージを防いでくれる効果に期待して飲んだ方が良いということですね。
日に焼けないというわけじゃなくて、日焼けによる肌ダメージをカットするということね!
ということは、飲む日焼け止めに塗るタイプの日焼け止め同等の効果を期待してはいけない!
つまり、飲む日焼け止めは塗るタイプの日焼け止めの代わりにはならない!
塗る日焼け止めを使って、飲む日焼け止めのサプリは日傘、手袋、サングラスのようにプラスするといいということがわかりました。
1回飲んだからといって、すぐに効くわけではないことに気をつけないといけないです。
つまり効果を感じたかったら3ヶ月は飲み続けなければいけないということ??
紫外線が強くなり始めるのが5月だから、その3ヶ月前ということは2月に飲み始めておくべきでした。
今が5月中旬なので、SPF2程度の効果がででくるのは8月の終わり頃になってしまうともう夏が終わってしまう。。。
抗酸化作用も1ヶ月以上は続けないといけないのではないかと思う。
完全に出遅れてしまった。
価格は?有名3社の平均を調べてみた!
抗酸化作用とビタミンなどの美容成分に期待して、サプリメントを飲むとしたらコストはいくらなんだろう?
2月から飲み始めて夏の終わりの8月まで飲むとして、約6ヶ月間サプリメントを飲んだ場合で金額を出してみました。(送料込・税込)
定期購入すると初回限定で割引のメーカーが多いので、定期購入6回分で計算してみました。
商品名頭文字 | W V | N W | I P |
6ヶ月分の価格 | ¥29,376 | ¥27,086 | ¥26,125 |
1ヶ月あたり、平均4500円くらいです。
うーん、日焼け止めにプラスするアイテムだとすると少し高いような気がしてしまう。
単純にシミそばかすを防ぐためのサプリだったら、6ヶ月分で1万円ちょっとで買えるからそっちに気持ちが傾いてしまいました。
さいごに
結局、塗る日焼け止めは必須でした!
日焼け止めのサプリを飲んでるからと安心せずに、日焼け止めはしっかり塗らなくてはいけないです。
ズボラな人でもおっけいだと思ってたら、その逆で飲む日焼け止めは美意識高い人のための商品だった。
・飲む日焼け止めのサプリメントは美意識高い人のプラス1品
・塗るタイプの日焼け止めは必須
・飲む日焼け止めは日焼けを防ぐのではなく日焼けによるダメージを防いでくれる
・飲む日焼け止めのサプリ飲んでいるから私は焼けない!と、塗る日焼け止めをサボっていたら大惨事を招く可能性がある
私の目的としている効果は薄かったのと飲む日焼け止めの価格を考えて飲まないことにしました。
テキサスのメディカルセンター(Texas Medical Center)の記事内容もわかりやすかったです。
Shining a Light on the Facts about Sunscreen Pills
・飲む日焼け止めは塗る日焼け止めの代わりにはならない
・塗るタイプの日焼け止めとの併用が必要
これにて、大人の自由研究はおしまい。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
また次回!