ワーホリ3年目の私が考えるワーホリに向いている人!こんな人はワーホリに行くな!と思う人

 

ワーホリは出会いと別れの洪水と聞いたことがありますが、私がワーホリ3年間でたくさんの人と出会いました。

 

その中で、

  • ワーホリに向いてる人
  • ワーホリに向いていない人

 

今回は辛口に語りたいと思います。

 

ワーホリを考えている方、ワーホリ中の方もぜひ参考にしてください!

 

ワーホリ(Working Holiday)とは?

 

ワーキングホリデーとは、就学(語学学校で勉強)や観光、滞在賃金を補うための労働が認められているビザ制度です。

*国ごとに就学期間制限が違うので要確認

 

日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国(人気国はオーストラリア・カナダ・ニュージーランド)へ行くことができ、年々加盟国が増えています。

学生ビザや観光ビザと大きく違うところは、年齢制限(国によって違いますが、主に18〜30歳まで)があり、

ひとつの国には一生に1度しか使うことのできないビザです。

 

ワーキングホリデービザを利用するメリット

 

観光ビザ→観光のため

学生ビザ→勉強のため

就労ビザ→働くため

ワーホリ→???

 

ワーホリは何をするのもあなた次第

ある程度まとまった期間海外に滞在できる自由度が高いビザ、それが「ワーホリ」です。

 

観光や留学ビザではその国のいいところが見えてきやすいけど、ワーホリビザではその国の現実が見えてきます!

なぜかというと、その国で働いて生活することによって労働環境や物価や生活水準がわかってくるからです。

 

例えば私の場合オーストラリアで初めの4ヶ月間は語学学校に通っていました。(この期間は一切働いていませんでした。)

その時の私が何かものを買う時の基準は、日本円でした。

コーラの500mlペットボトルを$4で買ったとしたら、オーストラリアの1ドルは日本で85円だからだいたい340円くらいという計算を無意識にしていました。

物価はめちゃくちゃ高いと思っていました。

節約に節約を重ねた貧乏生活を送っていました。笑

 

それが働き始めてからは、給料はオーストラリアの労働基準(時給22ドルくらいもらっていました)でオーストラリアドルでもらうと感覚が変わりました。

自分の給料での生活水準がわかってきて、外食の高さもこの賃金ならと納得できるようになりました。

ワーホリだと生活がかかっている場合が多いので、その国で生きてると実感できると同時に厳しさもわかると思います。

海外生活を始める窓口にワーホリを利用できることがメリットだと思います。

 

ワーホリに向いている人ってどんな人?

ひとりで行動できる人

 

何かトラブルがあった時に自分ひとりで対応しなきゃならないことがワーホリをしていると訪れます。

自分ひとりでもできることを誰かに頼ったりしてしまうと、せっかくの自立や仕事のチャンスを逃したりしてしまいます。

自分ひとりでできること・できないことを判断して、行動できる人が向いてると思います。

 

言語(英語など)を使っていろいろな国人とコミニュケーションをとりたい人

 

英語を勉強したいと思ってワーホリを始める人も多いと思いますが、あくまで英語はコミュニケーションの道具として学んで欲しいと思います。

つまり1年という限られた期間の中では単純な英語力より、言葉の意味を文脈でわかるような言語力(会話力)ある人がワーホリでは活躍します。

伝えたいこと聞きたいことがないとワーホリで英語は役に立ちません。

都会と田舎で話されている英語は同じ国の中でも違いますし、そういうことに適応して会話を楽しめる人が向いてると思います。

 

聞き上手な人

 

英語のListeningの能力のことではなく、聞こうとする態度や気持ちが大事ということです。

圧倒的な言葉の壁がある中でも、なんとかわかりたいと思って聞いていると相手にそれが伝わり、ありがたいことにゆっくり話してくれたり違う言葉に置き換えてくれたりしてくれます。

私はオーストラリアのワーホリ初めの頃、英語は全然聞けないし話せませんでした。

それでも楽しかったのは、一生懸命コミュニケーションを取ろうとした努力と相手の気遣いだとわかりました。

周りの人を見ていると英語の能力に関わらず、色々な国の人とコミュニケーションを取ったり友達が多いのは聞き上手の人たちでした。

 

サクピリカ

わからないのにわかったふりをする必要はありません。

私は無意識で首を傾げてしまったり、ぼんやりした顔をしてしまうのでわかったふりがバレてしまいます!笑

もちろん理解していないことを言うのもコミュニケーションのひとつです。

 

旅好きの人

 

ずっと同じ都市にいるというよりはワーホリ中は移動することが多いと思うので、旅慣れていたりするとその移動も楽しめますね。

田舎でも都会でもそれぞれの地域の良さを見つけて生活できる人が向いていると思います。

 

ポジティブに受け入れられることができる人

 

例えばバスが時間通りに来なかったり日本と接客態度が違ったりしても、これが文化の違いかと色々な場面で前向きに受け止めることができる対応力がある人はどこに行っても大丈夫です。

 

警告!こんな人はワーホリに行くな

現実逃避のためのワーホリ

 

日本で何か嫌なことがあって、海外に行けば何か変わるんじゃないかと思っている方にワーホリはオススメしません。

海外に行ったとしても、根本の原因が解決しないからです。

海外=楽しいというわけではありません。

今が楽しくない・つまらない全ての原因は環境だけのせいではありません。

きっとまた、せっかく行った海外でもそんな場面に出くわしてしまうでしょう。

環境のせいにするのをやめて、本当に自分のやりたいことがワーホリでできることなのか考えてみてください。

 

自分探しという目的のない海外放浪

 

1年という時間はあっという間で目的なくダラダラしてしまうと本当にあっという間です。

ワーホリが終わるころには、なんでここにきたんだろう?という疑問と日本での生活という現実が襲ってくるでしょう。

自分探しは海外に行ったからといって、自然に見つかるものではないです。見つかったとしたら、それはかなりラッキーなパターンです。

見つからなかったらなんとなく次の国へとワーホリループしたりしてしまいます。

私はワーホリ中に、見たことない動物を見るためにワーホリにきたという人や出稼ぎのためという人に出会いました。

そいう人たちは目的があるので、帰国前にしっかりやりたいことをやっていました。

自分の中の目標が達成されたなら、そのワーホリは成功だと思います。

 

まとめ

 

最後は少し辛口に書いてしまいましたが、ワーホリは一生に1度のビザなので有意義に使って欲しいという思いから書きました。

私自身もオーストラリアに行く前にワーホリすることの意義を考えました。

ワーホリに行ったことを後悔している人の話を聞いたりして、後悔しないようにワーホリビザを使うにはどうしたらいいのかと考えてこの記事を書きました。

1年という期間は本当に短いし、終わった後にはその後どうするのかという答えが求められます。

ワーホリ中はすごい楽しかったのに日本に戻ってくるという現実にがっかりや後悔がないくらいワーホリしてよかったと帰国した後なればなーと思います。

逃げではなく目的があってきた海外は結果に関わらず、とても素晴らしく希望のある楽しいものになると思います。

あなたにとってワーホリが自分らしく挑戦できる1年になりますように!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

また次回!

 

2件のコメント

オーストラリアでワーホリを予定している者です。突然の長文で申し訳ありません。
読ませていただいて、勉強になりました。
最後の言葉に考えさせられました。
私の目的は自信をつける事、日本では出来ない経験を通して強くなりたい。考えや思いを抑えず言えるようになりたいという、曖昧な感じなんです。でも、ワーホリしたらやってみたい事はいくつかあります。こんな感じでワーホリに行くのは考えが甘いですか?
心の底から外国で生活したいと思っているので、諦めるつもりはありませんが、経験したからこその意見をよろしくお願いします。

山田さん、コメントいただきましてありがとうございます。心の底から外国で生活したいと思っているという強い気持ちがあれば大丈夫ですよ!日本ではできない経験とは具体的に考えて、またせっかくオーストラリアに行くのでオーストラリアでしかできない経験も実行できるように渡航前に計画してみてください。強くなり自信を持ちたいということなので、あえて自分に厳しい環境に追い込んで頑張ってみてください。留学エージェントを使わないで例えば日本人があまりいないような地域に行って挑戦してみてもいいと思います。私も日本人がいない職場で働けたことが自信になりました。オーストラリアに到着したばかりの時はうまくいかないこともあるかもしれません。でも、それも経験だと思って糧にできるのであれば充実した一年になると思います。ブログを読んでいただきましてありがとうございます。山田さんは本気でワーホリを考えているからこそ、このブログにたどり着いたのだと思います。オーストラリア でのワーホリが楽しい期間になりますように!頑張ってください。

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