タックスリターンの時期が近づいてきましたね!
オーストラリア タックスリターン3回目はどうしようかなと思いながら、この記事を書いているsakpirka(サクピリカ)です。
過去2回のタックスリターンの実体験を書きます。
- 結局お金は返ってくるのか
- 逆に払わなければならない
- 指定僻地に住むとボーナスがあるのか
- エージェントは使った方がいい
気になることを書いていきたいと思います。
目次
Tax Return(タックスリターン)とは?
タックスリターンとは日本でいう確定申告のことです。
リターンとなっているからといって、必ずお金が返ってくるわけではありません。
本来払わなければならなかった税金(ワーホリは15%)より多く払っていたらお金は返ってきますが、少なく払っていたら追加徴収があります。
えー、追加されるんだったらタックスリターン申請したくない!!!
と思いますが、タックスリターンは義務です。
ワーホリとか関係なく稼ぎがある人は(銀行の利息も)全員しなくてはなりません。
罰金を防ぐためにも申告しておいたほうがいいですね。
*キャッシュジョブの場合はもともと税金を払っていないと思うので対象外
タックスリターンはいつするの?
オーストラリアの会計年度は7月1日から翌年の6月30日となります。
2018年度のタックスリターンの期間は、2017年7月から2018年6月までの収入が対象となります。
オーストラリア国税局のサイトで調べたら、申告できる期間は7月6日(7月17日より返金が始まる)から10月31日となっていました。
*2018年度
どうやるの?
どこにどんな方法で申請するの?
オーストラリア国税局(ATO)に申請します。
このサイトからオンラインで直接申請することができます。
タックスリターンのことで疑問があれば、このサイトで検索することもできます。
いやいや、働いたところもひとつじゃないし銀行の利息も経費もあって複雑だよって方は、タックスエージェントを使うと手間が省けます。
私の場合、英語でタックスリターンなんてハードル高すぎるわ!と思って2回ともエージェントを使っています。
英語の得意な人は、ATOのサイトからだとお金がかからないので節約になります。
ここからは自分でタックスリターンするメリット・デメリットとタックスエージェントを使うメリット・デメリットについて書いていきます。
自分で申請するのとエージェントにお願いするのどっちがいいの?
自分で申請する場合
メリット
無料!!
デメリット
タックスリターンの申請内容を理解していないと申告漏れの恐れがある
ATOとトラブルがあった時には自分で対処しなければならない
エージェントを使い申請する場合
メリット
タックスのプロなので申請がスムーズで安心
トラブルがあってもATOとの間に入って解決してくれる
申請期間を過ぎたり、過去の申請忘れにも対応してくれる
デメリット
お金がかかる(エージェントによって異なる)
ワーホリのタックスに熟知していない場合がある
*エージェントをしっかり選ぼう
複雑なケースはエージェントにお願いするのが無難だと思います。
タックスリターンに必要なものって?
必要なもの
1.PAYG ペイメントサマリーまたは最後の給与明細(ペイスリップ)
原則的に7月14日までには雇用主から届くはずです。
こなかったら問い合わせをしてください。
2.銀行利息額
インターネットバンキングと貯蓄口座を持っていたら利息があるはずです。
インターネットバンキングにアクセスしてInterestを見つけて額を確認してください。
9月以降だとエージェントでやってくれるかもしれません。
その他、仕事で使ったものを経費としてカウントしたい方はエージェントに相談するといいと思います。
私が実際に使った日本語可のタックスエージェントを紹介
Ezy Tax Solutions
オーストラリアを拠点とした日本人経営の登録税理士会計事務所です。
オーストラリアのケアンズに事務所があります。
2016年度のタックスリターンの時に使わせていただいたエージェントさんです。
とにかく返信が早かったです!
入力フォームもわかりやすく、8月の中旬に申請したのですが次の日に完了のお知らせが届きました。
そして、一週間くらいでATOより入金がありました。
Backpackers税(2017年1月)が導入される前だったので特定のところに半年ほど住むと居住者と見なされて払っていた税金がATOより返金されました。
オーストラリアは法律が改正されてから導入までのスピードがかなり早いです。
この時代に戻れたら今回のタックスリターンにもっと期待できるのになぁー。泣
申請にかかる費用が明確なもいいところです。
2017年度の費用は$108でした。
1日で申し込める人数が決まっているため、今日の受付は終了しましたということが多かったです。
2017年タックリターンを10月になってから申請しようとしたら、毎日のように定員が埋まって結局頼むことができませんでした。泣
早めの申請をオススメしますが、Ezy Taxさんのおすすめは9月からだそうです。
なぜかというと、登録税理士はATOに届いた収入データを見ることができるのが9月頃だからです。
これにより、申告漏れなどがないかチェックできるので、より確実にタックスリターンをできるということです。
ホームページにタックスリターンについてわかりやすく書いてあるので、参考になると思うのでリンクを貼っておきます。
Express Tax
オーストラリアの公認会計事務所ですが、日本語のフリーコールがあります。
無料で見積もりができます。
2017年度のタックスリターンをお願いしました。
10月末の混み合う時期に申し込みましたが、1週間ほどで連絡がきて、その2日後にATOより入金がありました。
*指定僻地に住んでいたため$1000ほどの返金がありました。
これについては次の項目で紹介します。
(7日でタックスリターン完了のポリシーがある。)
10月末で切羽詰まっていたので、フリー見積もりをしている余裕がなかったので早めにをおすすめします。
(いつも期限ギリギリにやろうとするクセはどうしたら治るんだろう??)
費用は個人のケースによって違うようなので、申し込むときにいくらとわからないです。
最初にあげたEzy Taxさんよりは少し高いと思います。
メールなどのお知らせは英語できますが、何かあった時は日本語フリーコールに頼ることができます。
Special Areaってなに?どこのこと?
指定の僻地に183日(約6ヶ月)住んでいるとなんと遠隔地手当のような形でATOよりお金が振り込まれます。
私はUluru(ウルル、エアーズロックともいいますね)で1年働いていたので、ちょうど指定の地域だでした。
でもそんなことは全然知りませんでしたが(笑)、タックスリターンをしたら予想外のボーナスになりました。うれしい!!
Special Area:$1173 $1が84円だとしたら約10万に近い金額ですね。これは大きいです。
他にもZoneAやBがあります。
ZoneAは$338、ZoneBは$57と金額が変わってきます。
どうやって調べるかというと、ATOのサイトでT4 Zone 2018と検索するところに打つとそれぞれのStateごとに調べることができます。
詳しい条件などもそちらから詳しく調べることができます。
オーストラリアで人が足りていないところが指定僻地になるので、田舎でも全然問題ないよ!って方は仕事探しの参考にしてみてください。
指定僻地なので移民局に申請すれば6ヶ月の縛りなく、ワーホリビザでも1年働くことができます。
早期タックスリターン?日本に帰ってからもできるの?
日本に帰ってからも申請することができます。
年度の途中の7月を前にビザが切れてもうオーストラリアで収入がないよって方は7月を待たなくても帰国し日本から早期タックスリターンすることができます。
義務ではないので、通常通りの7月からの期間を待って申請しても大丈夫です。
早期タックスリターンだと必要な書類が増えるので、エージェントにお願いする方が簡単かもしれません。
帰国してからの申請なので、雇用主のEmailアドレスは保存しておいてPay Summaryがちゃんと届くかを辞める前に確認した方がいいと思います。
まとめ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最後に私の周りの人はどうやってタックスリターンしていたかおまけで書きたいと思います。
シェアハウスに一緒に住んでいた韓国人の女の子は、ATOに直接電話して韓国人スタッフに対応してもらっていました。
無料だし早いよ!って教えてくれました。
日本人のスタッフがいるのかは不明です。
タックスリターンの時期になるとチラシがポストに入ってたり安くなっているので、オーストラリアの会計士事務所を訪れてタックスリターンしている人もいました。
この場合、ワーホリの案件に慣れている税理士がいいですね。
いくつか無料で見積もりしてもらって1番いいところにっていう賢い方法を使っている人も!
タックスリターンをするときの参考になればと思います。
それではまた次の記事でお待ちしてます!