
インターネットでJ-SHINE(ジェイシャイン)と検索すると、意味ないとかムダとか書かれていることがあります。
J-SHINEを取得する前は、悪い口コミを見て不安になりました。
取得をやめるべきか、とても悩みました。
でも、
結果的にニュージーランドに留学してJ-SHINE資格を取得しました。
後悔してる?
ムダな資格だったと思うか?

いいえ、後悔してませんし、ムダだったとも思っていません。
J-SHINEコースを受講してみて、英語教育の基礎さえ正直知らないことばかりでした。
教材も何もなく独学で勉強するのは、客観的に自分の授業を判断ないといけないのでとても難しいと思いました。
将来、子どもに英語を教えると考えたときに、J-SHINE資格を持ってなくても実践しながら英語指導はできるかもしれません。
しかし、
自分の実力に見合ってないことをやっていくのは簡単なことではありません。
受講を終えて、チャンツ?フォニックス?と疑問に思うことはなくなり、指導の基礎から学ぶことができました!
英語指導基礎を知らないまま英語を教えるのは難しいと思いました。
J-SHINE資格を習得する前に、この資格の特徴をちゃんと知っておくべきだったと反省しました。
将来の英語の需要や就職のことなど事前に調べておくべきことをまとめました。

J-SHINE資格取得方法について
海外留学に行くのが容易だったときは、海外で規定時間の実習しながらJ-SHINE資格を取得できました。
しかし現在2022年は状況が変わっていて、J-SHINE認定の通信講座を取得して、実習をしてJ-SHINE正資格に登録するのがおすすめです。
効率よくJ-SHINE資格を取得するには、
STEP1
まず通信講座<児童英語指導者コース:J-SHINE認定>を取得するのがおすすめです。
>>アルク 通信講座:児童英語教師育成コース(小学校英語指導者認定)
*「小学校英語指導者」の資格認定を行うNPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)から指導者養成講座として認定を受けていることがポイント
STEP2 *アルク通信講座の場合
セミナー「小学校英語指導者資格取得研修講座」に参加、または通信講座「DVD版 小学校英語指導者資格取得研修講座」を規定の成績で修了する
STEP3 J-SHINEへ申請書類をWEB提出
小学校英語準認定指導者資格を取得
「小学校英語指導者資格」(J-SHINE正資格)を取得するには、50時間以上の指導経験が必要です。
なので、このステップで講座を受講しておくと、のちにJ-SHINE正資格に登録したいと思ったときにメリット受けれるのでおすすめです。
- J-SHINE(小学校英語指導者資格認定)を取ろうか迷っている
- 資格はムダなのか不安
- どんな就職先があるか気になる



目次
J-SHINE資格の特徴


まず、J-SHINE(小学校英語指導者資格認定)という資格について詳しく知っておく必要があります。
J-SHINEとは、「Japan Shogakko Instructors of English」の略です。
つまり、小学生に英語を教えることを目的としています。
2003年に発足した英語教育指導者の資格認定を行うNPO法人が発行している資格です。
*国家資格ではありません。
日本の小学校での英語教育の普及・発展を支援することを目的として、指導者のスキルや知識の質を保つためにJ-SHINEという資格があります。
資格はレベル分けされている!?
資格を取得する前にどこのレベルを目指すのかを明確にしましょう。


出典:J-SHINE公式サイト
J-SHINEの資格は、指導経験と英語のレベルによって6つに分かれています。
「小学校英語指導者資格」(正資格)は、指定の講習内容の受講と50時間以上の指導経験の条件を満たしたときに取得できる資格です。
つまり、50時間以上の指導経験ないと正資格にはならずに「小学校英語準認定指導者」になります。
正直、J-SHINEを受講終えた後に、レベル分けがあることを私は知りました。汗
指導経験や英語力によって資格のレベルが上がることを知っておくと、私のようにIELTSのスコアがあるからと後で再申請をしなくてはいけないという手間が省けます。
以下の表の英語力を確認して、具体的なスコアの目標設定をすることができます。
あなたはどのレベルを目指しますか?


出典:J-SHINE公式サイト
なんでJ-SHINEは役立たないって言われるの?


国家資格ではないから?
民間の資格=意味ない、役に立たないと言われているのではないかと思います。
また小学校で英語の先生として働くために、J-SHINEが必須ではないことが原因ではないかと思います。
J-SHINEを取得者が優先的に小学校の英語教師になれるわけではありません。
50時間以上の指導経験の壁のせい?
50時間以上の指導経験満たさないと正資格にはならずに「小学校英語準認定指導者」になります。
講義を受けただけでは「小学校英語準認定指導者」で、50時間以上の指導経験の場を探さないといけなくなります。
しかし、50時間以上の指導経験には最大20時間の見学も含まれます。
家庭教師や塾講師やホームティチャーなど実習の場を見つけることができれば50時間以上の指導経験を満たすことが可能です。
50時間以上の指導経験
出典:J-SHINE公式サイト
J-SHINE資格を取得するメリットはないの?
最適な指導方法を学ぶことができる
J-SHINE資格者として履歴書に書くことができる
J-SHINEのホームページで資格者にお仕事マッチングサービスがある
J-SHINEのホームページの求人に応募できる
J-SHINE資格は実際仕事の需要はあるの?
小学校3・4年生:英語が外国語活動として学習が始まります。
小学校5・6年生:英語が教科になり、成績がつきます。
文部科学省のホームページの今後の今後の英語教育の改善・充実方策について 報告~グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言~にて、アジアの中でトップクラスの英語力を持つべきだと記載がありました。
目標は大きいですね!
これから英語教育に力を入れていく姿勢がわかります。


出典:文部科学省ホームページ
少子化は進んでいますが、英語を小さい頃から習う人が増える傾向にあります。
トビタテ!留学JAPANを聞いたことはありますか?
残念ながら東京オリンピック・パラリンピック競技大会2020は延期となってしまいましたが、文部科学省が留学人口を増やす取り組みをしています。
日本で英語の勉強をしないで留学に行くよりは、日本でしっかり勉強してから留学する子どもが増えてくると思います。
その時に英語を教える人材が必要になってきます。
文部科学省は、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す機運を醸成することを目的として、2013年10月より留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」を開始しました。政府だけでなく、社会総掛かりで取り組むことにより大きな効果が得られるものと考え、各分野で活躍されている方々や民間企業か らの御支援や御寄附などにより、官民協働で「グローバル人材育成コミュティ」を形成し、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成します。
これらの取組により、「日本再興戦略~JAPAN is BACK」(2013年6月14日閣議決定)において掲げた目標である東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される2020年までに大学生の海外留学12万人(現状6万人)、高校生の海外留学6万人(現状3万人)への倍増を目指します。引用:トビタテ!留学JAPAN
主な就職先は?
J-SHINE(小学校英語指導者資格認定)だからといって、必ず小学校で勤務しないといけないというわけではありません。
・自宅で英語教室を開く
*個人や大手英会話スクールに登録
・小学校で英語指導支援員などとして勤務
・家庭教師として働く
・学習塾で英語を教える
・民間のキッズ英語教室で働く
・ココナラなど自分のスキルを売るなどの副業
*就職先ではありませんが、副業として英語のスキルを使う人が増えています。
インターネットに関する業界が伸びているので、英語を指導する場所はこれから多様化するかもしれません。
民間の塾や英語教室で活躍したい場合は、Indeedやバイトルなどで実際の求人を検索してみるとイメージを掴みやすいと思います。
どうしても小学校で働きたい
小学校で英語を教えたいという人もいると思います。
小学校の英語教師としてのみ働くと決めた場合は、J-SHINEの資格を持っていたとしても狭き門になるのは確かだと思います。
日本人が小学校で外部講師として働くより、ALT等の外国人教師の方が需要があるという意見があります。
しかし、可能性がゼロというわけではありません。
小学校教師のうち中・高等学校英語免許状を所有している割合
5.9%( 20,182人/ 343,295人)
ALT等の活用人数の純数(兼務を含まない)は29年度より 400人程度増加している。
小学校の担任の先生で英語を自信を持って教えられる人材がまだまだ少ないことと、外部講師の需要があることが言えると思います。
外国人教師の数を急激に増やすことは難しいと思いますし、実際に求人もあります。
J-SHINEの公式サイトでは教育員会からの外国語指導支援員などの求人を掲載しています。
応募資格に、TOEIC 〇〇点以上、英検○級と並んで、J-SHINEの資格をお持ちの方と記載があります。
英語指導の知識や経験がないより、J-SHINE持っていると英語教師として就職できる可能性は上がると思います。
子どもに英語を指導するスキルと知識を身につけるという点で、J-SHINEは有効だと思います。


私は英語を教えたくても基礎知識が全くなかったので、
J-SHINE(TESOLも)取得は勉強になりました。
ニュージーランド留学中の同じコースに小学校の教師も何人か参加してました。
小学校の先生が休職や退職して、留学してJ-SHINEを取得しようと頑張っているのだから、J-SHINEの資格は意味ないと思わなくなりました。
実際に小学校の先生として働いていた方の話を聞くと参考になります。
文部科学省から送られてきたカリキュラムだけじゃ英語を教えられないと、
J-SHINEを取得に海外留学している姿を見て、感銘を受けました。
さいごに
J-SHINE(小学校英語指導者資格認定)についてどう思いますか?
実際に資格を持っていてもそれが実戦で活かされないと取得しても意味がないですよね。
例えば、TOEIC900点を持っていたとします。
日本では就職する際に、TOEICは英語の能力を証明するのに一般的な資格です。
TOEIC900点と聞くと英語がかなりできるイメージがあります。
そして仕事において、英会話を求められることが多いと思います。
しかし、TOEIC900点を持っていたとしても英会話ができない人がいます。
こうなると、TOEIC900点とは?と疑問に思ってしまいます。
なので、
TOEIC900点と求められている実践力を伴うようにするとその資格の価値が上がります。
資格を持っているとその分野の自信になるので、実践で使うことを考えて資格を取得すると自分にとってもっと価値があるものになると思います。
また、資格にこだわらなくても、児童英語指導者コース:NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)を受講するのは勉強になると思います。
>>アルク 通信講座:児童英語教師育成コース(小学校英語指導者認定)
税込85,800円


J-SHINE(小学校英語指導者資格認定)は、
役立たないや無駄とインターネットで書かれているのを見ました。
本当ですか?
具体的にどんな就職先がありますか?