こんにちは、ニュージーランドでJ-SHINE資格を取得したSakpirka(サクピリカ)です。
将来、子どもに英語を教えたいですか?
私は子どもに英語を教えてみたいと思ってから、約3年後に
J-SHINE(TECSOLも同時に)を取得しました。
思い立ってからだいぶ時間がかかってしまいました。笑
始めたいけど、まだよくわからないからと迷っていたら、留学体験を参考にしてみてください。
実際に留学中に作成した絵本や単語を覚えるためのフラッシュカードも載せていますので、留学した時のイメージになると嬉しいです。
日本でJ-SHINEを取得する場合は、英会話スクールなどに通学したり、通信講座などで取得することができます。
この記事がおすすな人
- 海外留学でJ-SHINEを取得したい
- 費用や期間など体験談を聞いてみたい
- ワーキングホリデー中に英語を教える資格を取りたい
J-SHINEって?
J-SHINEとは、「Japan Shogakko Instructors of English」の略です。
2003年に発足したNPO団体小学校英語指導者資格認定協議会が認定している資格です。
日本の小学校での英語教育の普及・発展を支援することを目的として、小学校の教員免許と別に、英語の指導者としてスキルや知識を持っていることを証明する資格がJ-SHINEです。
*国家資格ではありません。
J-SHINEの資格は、指導経験と英語のレベルによって6種類に分かれています。
海外留学で取得する場合は、座学と50時間以上の指導経験時間が組み合わされたコースで、「小学校英語指導者資格」(正資格)を取得することができます。
すでに50時間以上の英語の指導経験や有効な英語の資格がある場合は、語学学校のスタッフやエージェントに事前に伝えておくといいと思います。
資格の認定の審査は日本で行われるので、書類を記入して、語学学校が申請を行ってくれます。
後日、資格認定のカードが自宅に送られてきます。
出典:J-SHINE公式サイト
J-SHNINEはどんな仕事につけるの?
自宅で英語教室を開く
*個人や大手英会話スクールに登録
小学校で英語指導支援員などとして勤務
家庭教師として働く
学習塾で英語を教える
民間のキッズ英語教室で働く
などがあります。
J-SHINEの資格を持っていないと働けない仕事ではありませんが、雇い主は率先力となる人材を雇いたいので有利になる可能性が高いです。
海外でJ-SHINEを取得しよう
オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどでJ-SHINE資格は取得が可能です。
各語学学校で入学日は決まっているので、自分のスケジュールを早めに調整すると良いと思います。
日本じゃなくて海外でとるメリット
メリット
短期集中で取得が可能
日本でJ-SHINE資格を取ろうとすると約1年ほどかかります。
海外留学で取得する場合は、約4-6週間ほどと短い期間で取得することができます。
J-SHINEと合わせて、TECSOLも同時に取得できる
TECSOLコースは、「Teaching English to Speaking of other Languages」の略で、4-12歳までの英語を母国語としない子ども向けの英語教授法を学ぶことができます。
英語を母国語としない国で英語を教えるときはTECSOLが有効で、
日本ではJ-SHINE資格が知名度があります。
(J-SHINEは日本で認定されている資格です。)
50時間以上の指導経験を心配しなくて良い
50時間以上の指導経験がないと、「小学校英語準認定指導者」という資格になります。
現地の小学校や幼稚園に見学やインターンシップで規定の条件を満たすと、「小学校英語指導者」の資格を取得できます。
費用と期間
ホームページに費用の記載のある語学学校の大体の額を調べてみました。(2020年5月)
TECSOL ・J-SHINEコース(インターンシップ込)学費のと目安
20-30万円前後
*外貨のレートによって変動があります。
ホームページの情報は最新ではないこともありますので、スマ留やスクールウィズなどの留学エージェントにご確認ください。
インターンシップ(指導経験のため)を込みにすると、5-6週間くらいのTECSOL ・J-SHINEコースが多いです。
その他の費用について
ホームステイやシェアハウスなどの宿泊費、学校までの交通費、交際費、食費、航空券、海外保険なども事前に計算しておくと全体の費用が把握できるのでいいと思います。
私はシェアハウスは1週間の家賃や食費はこのくらいでとか見積もるのですが、いつも上方修正です。笑
少し余裕を持って見積もるといいと思います。
入学に必要な英語のレベルはどのくらい?
中級程度(Intermediate)の英語力と定めているところが多いです。
英語準2級やTOEIC550点など学校によって入学のためのスコアが違うので、自分の通いたい学校の入学条件をご確認ください。
1-3ヶ月くらい英語の勉強して、そのままJ-SHINEとTECSOLコースを受講する人も多いです。
入学前にTOEICのスコアの成績表を提出し、語学学校の先生と簡単なインタービューを電話でしました。
電話は緊張しました。。。
語学学校によって、英語の資格を持っていなくても学校独自の試験で入学許可がおります。
コースの内容と感想
クラスメイトは、日本人9人、アルゼンチン人1人、中国人1人でした。
J-SHINE
クラスは、日本人の先生が日本語で、週1回1時間30分ほど行われました。
日本の児童の英語教育についてや小学校での英語活動を想定したに授業の進め方についてなど、日本にフォーカスした内容を勉強しました。
参考になるワークシートのおすすめサイトなど、日本で教える時に役立つことを習いました。
TECSOL
児童英語の教授法の部分はTECSOLとJ-SHINEは(日本の小学校向けの資格ですが)共通して学ぶことになります。
TECSOLの授業は全て英語で行われ、1日で授業で習うことは盛り沢山でした。
例えば、フラッシュカード(英語を覚えるため)を作成し、クラスメイトの前で発表します。
何才向けの教材でどのような目的で使ったか、実際の授業ではどのように活用するのかなど書類にまとめて、先生に提出して評価をもらいます。
学校には以前の生徒作のフラッシュカードの力作品がたくさんあり参考にすることができます。
プレゼンや提出物が毎日のようにあり、すごく追われ忙しいです。。。
小学校や幼稚園見学での発表の準備は大変ですが、クラスメイトと協力して作品やゲームを考えたりするで、とても参考になりいい経験でした。
本の読み聞かせのために自作で本を作るのですが、とても根気が入ります。
実際読み聞かせをすると、子どもたちは喜んでくれるのでうれしかったです。
物語を考えながら、何を子どもたちに覚えてもらいたいか考えます。
主人公の女の子がぬいぐるみを失くして家の中をがしていくという物語をつくました。
各部屋の名前(寝室や台所)、物の名前(ベットやテーブル)、場所を表す前置詞(BehindやIn)を視覚で覚えられるようにしました。
国によって違いますが、ニュージーランドでは先住民のマオリ文化も異文化交流を学ぶために授業がありました。
最終関門は、「模擬授業」です。
全ての授業終了後にインターンシップを幼稚園で1週間行います。
現地の小学校や日本人学校、幼稚園の見学を含めて、50時間以上の指導時間を満たして終了となりました。
最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
TECSOLとJ-SHINEコースは、今までの取得した資格や留学経験の中でもかなり課題に追われる厳しいコースでした。
厳しいコースですが、その分身なりました。
それではまた次回お会いしましょう!
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私の場合は、5週間の座学と1週間の幼稚園インターンシップのコースで計6週間で資格を取得しました。
学費が当時のレートで約24万円、シェアハウスで一人部屋で週NZD200、交通費は週NZD30ほどでした。
食費は自炊か外食かで、物価が高い国ではかなりが差が出ます。
お昼は学校の近くで購入したりコーヒーを買ったりしてたので、週NZD100くらいでした。
全部で約50万円くらいでした。結構かかりますね。。。
交通費を減らすために歩いて通学したり、昼のお弁当などみんないろいろな節約をしていました。
シェアハウスは学校が始まる前に何軒か見学して決めておいて、学校始まる前にニュージーランドの南島を旅行しました。
(旅行費は計算に入れていません。)
J-SHINEとTECSOLコースは、プレゼンや課題が多く、週末も忙しくて全然観光する余裕がありませんでした。泣
旅行予定の方は、学校始まる前やコース終了後の方が余裕があるかもしれません。