こんにちは、オーストラリアとニュージーランドでワーホリを経験したSakrika(サクピリカ)です。
今回はワーホリに行くか悩んでいる方に、私がワーホリを決断したきっかけとみなさんが一歩踏み出せるような記事を書きたいと思います。
3月20日は国際幸福デーって知ってますか? 知らないですよね。笑
この日に毎年「世界幸福度ランキング」を発表しています。
日本は何位くらいだと思いますか?
最新のランキングで、62位でした。(去年58位でした)
ちなみに1位フィンランド、2位デンマーク、3位スイス、4位アイスランド、5位ノルウェーです。
あなたにとって、「幸福」とはなんですか?
最近、『日本人が「幸せ」を外国人より感じない根本理由』という記事を読んで、日本に住んでいる場合、人生の選択肢の少なさが要因で幸せを感じにくいのではないかと思いました。
有給があっても言い出しにくくて使うことができず、サービス残業が当たり前のブラック企業で自分のために使える時間が少なくて、いわゆる社畜というやつですね。
日本で働いていた時のことを思い出しました。
サービス残業する人は偉いと日本人としての思考が、自分たちの人生の選択肢と自由さを奪っているのではないかと感じました。
自由に選択できるほど、人は幸福を感じやすいと思います。
オーストラリアとニュージーランドとフィリピンで合計4年くらい生活してみて、いろいろな人と出会い、いろいろな働き方があることがわかりました。
こんな感じで働けたら幸せだなと思いました。
ワーホリを迷っていたら、ぜひ踏み出して世界を知ってほしいなと思います。
世界を知ると言っても、そんな大袈裟なことじゃなくて、とくに若い人には自分の将来の選択肢を広げてほしいなと思います。
私がワーホリを決断した話を聞いてください。
ワーホリに行くか行かないか悩んでいる方、私はいろいろありましたが、ワーホリに行ってたくさんの人と出会えて今があります。
ワーホリ踏み切ったきっかけ サクピリカ編
12才の時、カナダ留学を経験
私は人口1000人しかいない小さな村で産まれました。
その村では小学校6年生になると、カナダのバンフにある姉妹校で現地の同級生の子の家でホームステイを2週間しながら一緒に小学校に通うという国際交流のプログラムに参加しなけければなりませんでした。
カナダ人の先生が、幼稚園の頃から週一回英語を教えてくれました。
英語の勉強といっても、この時はみんなで歌を歌ったり、英語のゲームをして楽しんでいるだけでした。読み書きは全然できませんでした。
村にいる外国人はカナダ人の先生しかいなくて、外国?異文化?よくわかっていませんでした。
12才の時に、実際にカナダに行って、私の人生が大きく変わりました。
英語はなんて美しい音の言語だろうと思いました。
見た目も話している言葉も習慣も全然違うのに、少ししか話せない英語が通じて会話ができた嬉しさを今でも覚えています。
そこから、英語と海外への強い憧れを持つようになりました。
大学では英語を学ぶも、、、
中学生になり、英語が教科のひとつとなり、小学生の時に楽しいと思っていた英語はすっかりつまらない勉強になってしまいました。
そこから英語はあまり勉強しなくなっていきました。
それでも好きなものは漠然と英語で、大学では英語が専攻のひとつでした。
私の興味は、哲学に逸れてしまい、英語は諦めようとこの時に思いました。
英語ができない、話せないことが、私のコンプレックスになってしまいました。
大卒で就職したのは英語と全然関係ないドラックストア
接客業が好きなので、仕事はとても楽しかったです。
美容部員として働いて3年くらい経ち、仕事にも慣れてきました。
30才も近づいてきて、人生のプランを再度考えるようになっていきました。
先輩の姿を見て、将来のキャリアやだいたいの収入が見えてきました。
その途端に、なんだかすごくつまらないと思うようになりました。
でも、正社員をやめる勇気がありませんでした。
きっかけは突然、最悪の形でやってきた
当時、ドラックストアのアルバイトの彼とお付き合いをしていました。
その日は仕事をしていたら、なんかいつもと雰囲気が違うなという感じがありました。
出勤日じゃないのに彼が職場にきて、店長とその上司と話をしているようでした。
そして、上司に呼ばれました。
そして、「彼、クビだから。」と言われました。
えっ??
お店のクーポンを盗み、自分の買い物に利用したとのことでした。
とてもショックでした。。。こんなことが起こるなんて信じられませんでした。
私も退職しなければならないのではないだろかと考えましたが、周りの方はとても優しくて、それでも辛くて辛くて、どうしようもなかったです。
外れてはいけない人生のレールをもう気にしない
これからの人生について考える時間が増えました。
今まで、勉強して大学に入って、ちゃんとした会社に正社員として働いて、それが当たり前だと思っていました。そして、これからも続くと思っていました。
安定した収入を得て生きていくことが一番なんだと思っていました。
ショックな出来事を通して、全部違うと思いました。
常識?こうでなくてはいけないんだって考えはやめようと。
人生1度しかないから、やりたいことをやらなきゃいけないんだって思うようになりました。
やりたいこと、やり残したことを考えたとき、海外にいきたい、英語を話したいとカナダに留学した時のことも思いました。
やっぱり、英語と海外への憧れは忘れられませんでした。
本屋でワーホリの本と出会う
海外に行くのは決めたけど、留学しようかな?って思っていました。
英語ブランク5年以上だったので、とにかく勉強しなきゃと思いました。
たまたま新しい大きな本屋さんが近所にできたので行ってみました。
特に何か特定の本は探していなかったのですが、オーストラリアでワーキングホリデーというタイトルの本を手に取りました。
ワーホリって言葉、大学生の時に一度だけ聞いたことがあったけど、ワーホリ=海外っていうことくらいしか知りませんでした。
海外に行くには、ワーホリだ!!と思って、すぐに購入して、そこからはワーホリに向けての準備が始まりました。
これが私のワーホリを決断するきっかけです。
本の筆者のSOHさんは現地でエージェントをやっているので、すぐに連絡して、現地ではいろいろお世話になりました。
私から伝えたいことは2つです。
自分の人生の選択肢を増やそう
まず、ワーホリに迷いが不安があって踏み出せないのは悪いことではありません。みんな同じ気持ちです。未知のことは誰でも不安を感じます。
今、やりたいことをやっていますか?
ワーホリで挑戦することが、もしかすると将来の趣味や仕事に影響するかもしれません。
誰かとの出会いが一生を変えるかもしれません。
現在オーストラリア人の婚約者がいて、オーストラリアに住むためのビザの準備をしています。
ワーホリに行っていなかったら、オーストラリアに将来住むという選択肢は私にはありませんでした。
自分の将来は想像がつきますか?想像する自分の姿に満足できますか?
自分らしく生きられるように、やり残したことがないように若いうちに挑戦して、将来の選択肢を増やしましょう。
気になるならまず行動してみよう
ワーホリ迷うなーと思ったら、まずワーホリについてもっと具体的に考えてみましょう。
もしオーストラリアのワーホリに行くとしたら、どの都市がよくて、どんな仕事をしてと想像していたら、一気にリアルになるかもしれません。
あなたがワーホリに行きたい理由はなんですか?
自分がなぜ迷うのか考えてみましょう。
海外にいきなり行って生活できるのか、ワーホリ後に就職はあるかなど、足踏みをしてしまう理由はたくさんあると思います。
とりあえずワーホリに行きたくない理由がワーホリに行きたい理由に勝ったら、ワーホリに行きましょう!
ワーホリに行ったら絶対に何かを成し遂げないといけないわけではないので、プレッシャーを抱えすぎないでくださいね。
ワーホリのブログとか読むと、ワーホリ後にエージェントとして起業した人とか、通訳者になったりとか、すごいひとたくさんいますよね。
大丈夫ですよ。私はまだ何も成し遂げられていませんから。
ワーホリ中に無理に何かすごいことをなし遂げないといけないわけじゃなくて、誰かに認めてもらう必要はなくて、自分が満足できるかを考えたら良いと思います。
最終的に、ワーホリに行ったことが、人生の財産になればそれで良いと思います。
最後に
行かないで後悔するより、行って後悔した方がいいなー。
私は昔から文章を書くのが好きで、海外に挑戦する人やワーホリをする人を応援したいと思ってこのブログを始めました。
全然記事数も書けていなくて、読んでいる人も少ないですが、誰かのためになっているのであれば続けたいなと思って頑張っています。
将来、海外や英語について本を出版するのが目標です。
ワーホリに行ってできた目標が、これでした。
あなたがワーホリに行って、さらに人生の目標が見つかりますように!
それではまた次回お会いしましょう!
みなさんが想像する素敵なきっかけでも、他のブログにあるような素敵なきっかけでなくて、ごめんなさい。
とてもお恥ずかしいですが、こんなことがきっかけで人生観が変わって、やりたいことができていない自分の人生がつまらないと思うようになりました。
自分の人生を生きていないと思いました。
今は、自分で選択して、自分らしく人生を生きています。