こんにちは、Sakpirka(サクピリカ)です。
ニュージーランドでのワーホリを終えて、現在は日本人マネージャーとしてフィリピンの語学学校で働いています。
ワーホリ前にフィリピン留学って必要なのか?行くべきなのか?
フィリピンの語学学校で出会った友人やたくさんの生徒さんの留学を見て、
どんな人がワーホリ前にフィリピン留学に行くと効率的なのか
フィリピン留学とオーストラリアやニュージランドでの語学学校とではどんな違いがあるのか
まとめてみました。
これからフィリピン留学やワーホリを考えている人の参考になると嬉しいです。
フィリピン留学 VS英語圏での留学
ワーホリを考えていて英語を勉強しようと思ったら、
ワーホリ前にフィリピン留学
ワーホリ中に語学学校に通うか
2択になると思います。
この2つは同じ留学でも全然環境が異なるので、どちらも体験して実感しました。
では、どちらが自分に向いているかはどうやったらわかるでしょうか?
せっかくお金を払って時間をかけるのであれば、効果がある方がいいですよね。
少し私の場合についてお話します。
私はワーホリ前にフィリピン留学をしていません。
私は全く英会話ができないまま、オーストラリアでワーホリをスタートさせ、ゴールドコーストで4カ月間語学学校に通いました。
一年目のワーホリの後にバギオで2カ月留学し、オーストラリアでワーホリ2年目を終えて、ニュージーランドでTECSOLとJ-SHINEの資格を取りに留学しました。
私が体験したフィリピン留学とオーストラリアやニュージーランドでの留学の違いをメリットとデメリットでまとめました。
フィリピン留学
まずフィリピン留学について簡単に説明します。
食事(土日もご飯がでます)・洗濯・掃除もすべて学校が提供してくれるので、時間を無駄にすることなく勉強に集中することができます。
朝起きて食堂に行ってご飯を食べて教室に行くところまでがすべて学校の敷地内でできます。
リーズナブルなコストでマンツーマンの授業を多く取ることができます。
私は日本で駅前留学をしてマンツーマンの授業を取ったことがあって、その時は1時間にいくら払ったのか思わず計算してしまいましたが、フィリピン留学は格安でしたのでしませんでしたね!笑
オーストラリアやニュージーランドの英語圏ではマンツーマンのクラスではなく基本的にグループクラスで他の学生と一緒に勉強します。
メリット
・勉強だけに集中することができる。(食事も掃除など日常生活のことは全く心配ない)
・オーストラリアやニュージーランドとは比べられないほど学費と生活費が安い。しかもマンツーマンでクラスも受けることができる。なんと贅沢!
・フィリピンの先生の英語の発音は聞き取りやすい。
フィリピンの先生にとっても英語は第二言語なので、勉強することも難しさを共感してくれる。
デメリット
・フィリピンでは第二言語として英語が話されていますが、母語はタガログ語です。
一歩学校の外に出たら、タガログ語圏の世界にいることになる。
週末どこかへ出かけたとしても自然に聞こえてくるのはほとんどタガログ語になる。
タガログ語が少し話せるようになる生徒もいます。
・先生方はプロフェッショナルですが、英語の発音がタガログ語の影響を受けることがある。
・フィリピン留学では英語初心者がほとんどなので生徒同士で英語だけでコミュニケーションを取りにくい。
結果として授業以外は日本人と日本語を話してしまう。
(英語圏でも同じ問題は起こりますが、”英語のレベル”の問題で起こります。たとえEnglish Only Policyがあったとしても難しいということです。)
オーストラリア・ニュージーランド留学
オーストラリアやニュージーランドなどの英語圏での留学について説明します。
授業はグループクラスで行われるので、ひとりひとりの発言する時間はそんなに多くないです。
一緒のクラスなので他の生徒の英語のレベルがよくわかり、上達していると切磋琢磨勉強できます。
ホームステイやシェアハウスで生活するので、学校の外も英語を使わないといけない環境が整っています。
学校以外の生活で、自分の英語が実際にネイティブの人に通用するのかすぐに試すことができます。
メリット
・生きていくために英語を話すしかない状況が必ず訪れるので、必死に英語を学ぼうとする。
学校に行って、スーパーやレストランに行って買い物して部屋を借りたり、銀行の口座を開けたり色々と英語で行わないといけない。
・すべて英語環境に自分を追い込むことが可能。
学校から帰っても英語だけの環境を作ることができる。
・実際の自分の英語力を把握しやすい。
学校では英語がだんだんわかるようになったとしても、いかに学校外の世界で英語を聞いたり話したりするのが難しいかわかる。
自分がどのくらい努力しなきゃならないのかわかる。
・フィリピン留学では初心者が多いが、日本人の英語上級者にも出会えて、日本人でもこんなにできるんだとか、こうなりたいというモチベーションと目標ができやすい。
デメリット
・学費や生活費がフィリピン留学に比べて圧倒的に高い。
・マンツーマンの授業はないから、自分で積極的に授業で話さないと話す機会がない。
・英語の上達を諦めてしまうと、あっという間に日本人のコミュニティーに入り気づいたら日本語ばかり話してしまう。
どんな人にワーホリ前のフィリピン留学がおすすめなの?
私はフィリピン留学後に、オーストラリアにワーホリを始めた日本人と韓国人にたくさん出会いました。
結論からいうと、今まで英語を話す機会がなかったり留学経験がなかった人はフィリピン留学を経由してからのワーホリがおすすめです。
まず英語を話すということに慣れてからワーホリに行った方が、ワーホリ中に時間を有効に使えると思います!英語ができると行動範囲がより広がります。
*中級レベル(聞き取りができて簡単な英語で会話ができる)で英語ができる場合または以前に英語を習っていた期間が長い方は、すぐワーホリをスタートさせて良いと思います。
ワーホリで実践的に英語を学んで磨いていけると思います。
私は英語初心者でワーホリで語学学校に行きましたが、今はこれで良かったと思ってます。
なぜこれで良かったかと思っているか、少し長いですが体験談を読んでみてください。
私はオーストラリアの語学学校で英語の勉強を初めて、本当に英語が上手くならないとここではやっていけないと毎日感じていました。
幸いなことにとても向上心が高い日本人の友人と語学学校で出会いました。
お互いに日本語は話さないようにしていました。
英語だけで過ごすように頑張りました。
最初の2カ月は英語ができないことに焦りすぎて、インターネットで何か調べるのも何か動画を見たりするのもすべて英語のみにしていました。
すごいストレスでした。泣
日本への連絡も取らないようにしていました。
両親はとてもアナログだったので、ラインもスカイプもないので国際電話をするしかありませんでした。
オーストラリアに着いて2カ月ぶりに電話すると、思ったように自分が日本語が出でこないということが起こりました。
自分を追い込みすぎですね!笑
フィピリン留学をしていたらこんなことは起こり得なかったと思っています。
それ以来、言語は2カ月間話さないと忘れると思い込んで、2カ月以上は日本にいない生活を送っています。
病気かもしれませんね?笑
追い込まれた方が力を発揮するという方は、最初からAUSやNZで体当たりしてみてはいかがでしょうか?
ワーホリ前英語力を伸ばすためにはどのくらいの期間行ったらいい?
ワーホリ前の留学は、英語初心者の方は2ー3カ月間がおすすめです。
1カ月くらいだと慣れた頃に帰らなくてはならなくなります。
逆に3カ月以上だと中だるみの危険性が高くなります。
3カ月あると教科書もちょうど1冊終わらせることができると思います。英語に慣れてきて成果を上げやすいのが2−3カ月だと思います。
3カ月以上になると集中力が欠けますし、モチベーションも下がりやすくなってしますいます。
3カ月以上の長期での留学を希望の方は途中でコースを変えたり学校を変えたりすることをおすすめします。
最初はGeneralで途中からIELTSコースにしてもいいですね。
私がバギオで留学してたときに、同じ日に入学した中国人の女の子がいて、毎日ように一緒にいました。
初めは全く会話を試みることができなかったのですが、2カ月後には驚くほど英語が伸びていました。
とても努力家で月曜日から金曜日まで一生懸命勉強した結果だと思いました。
確かに英語があまり伸びないで帰国してしまう人もいます。
私が思うにそれは英語を勉強する目的がふわっとしていたり、具体的な目標が定まっていないことが原因だと留学中やワーホリ中に感じました。
フィリピン留学では勉強できる環境は揃っています。
英語力が伸びるか伸びないかは自分自身の努力だと思います。
英語は短期間勉強して次の日にはまるでネイティブのようになった!みたいなことは起こりません。
地道に辛抱強くやるしかありません。
私もあまり英語が伸びなくてストレスを感じることもありますが、そういうものだと思って気長に頑張っています。
英語は努力した分、自分に返ってくると思います。
目標を持ってフィリピン留学に臨めば、英語力はついてきます。
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さいごに
フィピリン滞在中ですが、フィリピン留学はこれからもっと需要が増えそうですね。
目標を持ってフィリピン留学に行って、それからワーホリに行くのはおすすめです。
しかし、緊迫感やチャレンジ精神旺盛な方は最初からワーホリで語学学校に行ってどんどん攻めて欲しいと思います。
一番大事なことは学んだ英語を使って何をしたいのかをはっきりさせることです。
英語を学びたい理由、どのくらいのレベルが必要なのか、そこを見失わなかったら、モチベーションが下がった時でもいつでもその明確な動機や理由が成功に導いてくれるはずです。
また次回!
フィリピン留学の魅力は、勉強に集中できる環境とマンツーマンで自分に合わせたレベルの英語学習ができることです。