私は根っからの紙の本好きでしたが、海外で引っ越しを繰り返すことになり電子書籍へ移行せざる終えませんでした。
最初は仕方ないと思って電子書籍にしましたが、今では収納場所もお金も節約できて利便性に惚れました。
今回は、電子書籍と紙の本ではどんな違いがあるのかについて書いています。
また、どんな本を電子書籍に移行するべきかについても紹介しています。
こんな方におすすめ
- どっちを買うべきか悩んでいる人
- 電子書籍のメリット・デメリット
- 紙の本のメリット・デメリット
紙の本から電子書籍に移行して失敗した本もありました。
どんな本のジャンルを紙の本で購入したらいいのかも経験を通してわかりました。
それぞれのいいところと悪いところを考えて本を選ぶようになりました。
紙の本と電子書籍を上手に使い分けるのがおすすめです。
あなたが次に本を買うときに、紙の書籍にするか電子書籍にするかもう迷わないように今回の記事が役に立つとうれしいです。
徹底比較 紙の本VS電子書籍
紙の本
紙の本こそ「これぞ、読書!」って感じがしますよね?
子どもの頃から紙媒体の書籍に慣れてきた人も多いと思います。
さっそく、紙の本のメリットとデメリットについて書いていきます。
メリット
- 記憶力
本の内容を記憶するには紙の本の方が優勢という研究結果が出ているだけあり、紙の本の方が視覚以外の情報もあり内容の記憶力が高まります。
実質的に触ることができるので文字の部分を指でなぞったり、本の厚みやページの場所、書き込みやハイライトできる点で記憶に残りやすい利点があります。
私も勉強や資格の本を紙の本を購入しています。
*実際に本を触れること記憶力は高まるという研究結果は多いですが、内容の理解度においては紙の書籍と電子書籍はあまり変わらないという研究もあり議論が続いています。
参考サイト:
電子書籍VS紙の書籍
2017年の記事なので少し古いですが、紙と電子書籍は記憶力と理解度の点では「紙の本の方が高い」と「あまり変わらない」と両サイドからの研究を紹介しています。
E-books versus Print: Which do we Retain Better?
7つの科学的な紙の書籍を読む利点
https://www.mentalfloss.com/article/554845/7-scientific-benefits-reading-printed-books
- 所有欲を満たせる
電子書籍として本を所有するよりも紙の本が本を持っているという感覚があります。
お気に入りの本はやっぱり紙の本で持っておきたいです。
デメリット
- 収納しにくく整理に困る
本は場所をとって整理が難しく、引越しのときなどかさばってしまいます。
溜まっていくと処分するのも一苦労です。
- 持ち運びに不向き
出先で読みたいなと思ったとき何冊も本を持っていくと重いんですよね。
本を持っていくけど読まないってことも私の場合はあります。笑
- 掃除が大変
本棚に本がたくさんあるとなかなか全部の本をよけて掃除するのは面倒です。
サボり倒しています。泣
家にある本を断捨離してすっきり整理したい人はチェックしてみてください。
電子書籍
本の書籍から電子書籍に移行している人や移行しようかなと考えている人も多いと思います。
電子書籍用の専用ディバイスもあり、使い勝手もどんどん進化しています。
メリット
- いつでもどこでも1つのディバイスで何万冊も持ち歩ける
場所を取らずにたくさんの本を読むことができるので、家で収納に困るという心配もありません。
スマホやタブレットのディバイスひとつ出先に持っていくだけで、いつでも読みたい本を読めて便利です。
紙の本だと1冊はカバンに入れて持ち歩けますが、2冊となるとなかなか重く感じてしまいますよね。
特にスマホに電子書籍を入れておくと余分な荷物がなくて身軽でいいです。
- 書籍にはない機能がある
字を大きくしたり小さくしたり自由自在にカスタマイズできます。
本の内容を思い出そうとして、「あれ、あの部分何ページ目に書いてあったけな?」と思ったときも簡単に検索して調べることができます。
読んだ本の作者の他の著書や似たジャンルの本を本屋さんに行かなくても簡単に探すことができて便利です。
- 劣化しない
本は年数が経つと、日光によって劣化したり水に濡れたり汚れたりします。
電子書籍は買ったままのコンディションがずっと続きます。
あの本をもう1回読もうと思って本棚から引っ張り出してみたら、なかなか残念な状態だったことありますよね?
- 紙の書籍より少し安いことが多い
ちょっとだけお財布に易しいです。
月額で読み放題プランもあるので多読好きな人にも電子書籍はおすすめです。
読み放題だと貧乏性のせいか私はいつより多く本を読んでしまいます。笑
Amazon(アマゾン)のKindle(キンドル)はお試しができるので、まずは30日間無料で電子書籍を体験してみるといいと思います。
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いつ無料体験が終了してしまうか分からないのでお早めにどうぞ!
デメリット
- 集中力が途切れやすい
スマホで本を読んでいるとLINEやメールなどの通知がきて、ついそっちに目が行ってしまい気が散りやすいです。
スマホは誘惑の塊なので読書だけに集中したいときは通知をOFF
- 目が疲れる
夜、寝る前に電子書籍は向いていません。
スマホやiPadなどのタブレットディバイスはブルーライトを発していて、脳が活性化してしまい睡眠の質を下げてしまう原因になります。
寝る前は無性に本が読みたくなることがあるのですが、10分だけと思っていても目が冴えてきてしまって寝つきにくくなってしまいます。
普段から長時間パソコンやスマホを使って目を酷使している人は、ブルーライトカットのメガネもいいと思います。
読書以外にも自宅でパソコンやスマホを使うときにも使えます。
目の疲れが気になる人はKindle(キンドル)のPaperwhiteという専用のタブレット端末がおすすめです。
電子書籍を使うときの問題の目の疲れを緩和してくれるアイテムで、フロントライト方式(直接目を照らさない)を採用していて、スマホやパソコンなどの液晶ディスプレイとは違って目にやさしいといわれています。
- スマホのような誘惑もないので読書に集中できる
- 防水なのでバスタイムにも読書を楽しむことができる
- 1冊のハードカバーの本くらいのサイズで持ち運びに便利
タブレット購入でキンドルの読み放題が3ヶ月ついてきます。
*2020年9月情報
結論:現在は紙の本と電子書籍は共存している
2007年にアマゾンの電子書籍Kindleがアメリカで登場して、電子書籍が紙の書籍と取って変わるのかと思いました。
しかし、現在は紙の本と電子書籍は共存しています。
紙の本と電子書籍のそれぞれのメリットとデメリットを考慮して、いいとこ取りで使い分けることが賢い読書法です。
紙の書籍、電子書籍以外にオーディオブックも加えて、最適な読書術について紹介していますので興味がありましたらこちらからどうぞ!
書籍(紙媒体)
勉強に関する本
実際に触ると記憶に残りやすいので、問題集などの勉強系は紙の書籍がおすすめです。
ハイライトをつけたり、書き込みしたい本など何度も復習したい本は紙媒体の書籍が最適です。
英語の単語帳を電子書籍で買って失敗したことがあります。
場所もとらないしどこでも勉強できるからいいかなと思ったのですが、全然記憶に残らず勉強も進みませんでした。
なんで失敗したのかなと思ったら、単語帳のどのページのどこにあの単語があったなと場所で単語を覚えていることがありました。
今日は10ページ暗記しようと思い、どんどんページが進んでいくのが目で見てわかるのも紙の本のいいところでやる気が出ます。
電子書籍だと終わりに近づいている本の厚みがわからないので、勉強したページを数えて厚さを見てニヤリとできないです。
今日はこんなに勉強したという自己満足感が味わえないです。
私は紙の書籍はよくページを戻ったりするのですが、電子書籍ではそんなにページ戻りをしないんですよね。
2度読みたいお気に入りの良書
紙の本は所有欲が満たされるので何回も読みたいと思える本を購入するといいです。
忘れた頃にまた読みたくなる特別な本ってありますよね?
そして、新しい本の香りってたまらないです!笑
電子書籍
電子書籍には読み放題プランもあるので多読にも便利です。
良書だと思える本に出会える確率はなかなか少ないので、読んでみて気に入ったら紙の書籍で購入という流れでもいいと思います。
1冊のハードカバーの本と同じくらいの重さとサイズの端末で1万冊とか入っちゃうのは本当に便利すぎです。
電子書籍で読むのに慣れてくると、紙の本で読んだときと内容の理解度に差がなくなってくるのでまずは体験してみるといいと思います。
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紙の本と電子書籍と使い分けをしてから読書の量が増えて嬉しい限りです。
5年で20回以上引越しのミニマリストなので、本を買って在庫になることがネックで衝動買いを避けていました。
電子書籍で購入できる本もあるので安心できます。
たまに本屋さんで衝動買いした本がすごくよかったりもするので、普段から本を整理しておくと迷わずに買えますよ!
素敵な読書ライフをお過ごしください。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
電子書籍と紙の本、どっちがいいんだろう?
読書といえば紙の本だけど、電子書籍に変えた方がいいのかな。